Cohoh(孤蓬)の篆刻歴
篆刻歴と言うほど大層なものではなく、記録もろくに取っていないので年号にもあやまりがあるかもしれません。
- 1967年(S42)頃より勤務校の書道の山下元公先生から篆刻を教わりました。
- 1968年(S43)元公先生に勧められ漢銅印の模刻を始めました。
奈良県展に入選 入選作は右朱文印
書道誌「雪心」の篆刻課題に応募し今井凌雪先生の講評をいただきました。2年ぐらい続けたかと思います。 - 1970年(S45)頃より書道雑誌「書源」に投稿し始めました。投稿した作品は課題作品に限らずすべて角田三谿先生の丁寧な講評をいただけるので大いに勉強になりました。
年6回の投稿でしたが、時々は今月の秀作・佳作として選んでいただきました。1972年には本年度の秀作者に選ばれ、三谿先生の刻した落款印をいただきました。 三谿先生には雑誌の上だけでご指導いただいたのですが、’76年に事故でお亡くなりになり、結局お目にかかる機会がなかったのは残念です。
誌上での三谿先生のご講評を下に載せてみました。 - 1972年(S47)京都で開催された篆刻講習会に参加した縁で方寸会に入会し、森田緑山先生に師事することになりました。
- 1974年(S49)白朱展に出品 会長賞を受賞し、白朱会に入会させていただきました。 受賞作は右朱文印
- 1974年(S50)日本書道美術展佳作入賞、日本書芸院公募展入選
- 1975年(S51)日本書道美術展優作、日本書芸院展二科会員推薦賞、京展入選。この2年間毎日展、日展にも応募するが落選。 その後、森田先生が病に倒れ、亡くなられると、後は指導者もなく自己流で年1回の白朱展に出品するだけになりました。森田先生の書や篆刻の作風が大好きだったので非常に惜しまれます。もっともっとご活躍いただき、教えていただきたかったです。
- 1976(S51)角田三谿先生ご逝去
- 1979(S54)森田緑山先生ご逝去
- 2013(H25)白朱会を退会しました。